利爪裂片妖
■基本スペック

>名称
利爪裂片妖/Talon Sliver/タロン スリヴァー
横回転アームと上下動ロッドの機能を持つ機体。



▼横から
▼上から
>脚機構
脚の機構:
TADANOヘッケンリンク機構ver4

動力:
マブチ製RS-380PH×2

動作電圧:
14.4V

減速比:
50:1

脚の数:
3本1セット×4

アンプ:
双葉 MC401CR×2


▼TADANOヘッケン脚
▼TADANOヘッケン脚
▼TADANOシリコン脚
>横回転(ベクター)アーム機構
アームの機構:
高速横回転タイプ

動力:
タミヤ380スポーツチューンモーター×2

動作電圧:
14.4V

減速比:
92:1

アンプ:
OPTION No.1クローラー専用ESC×1


▼横回転ギアBOX
▼横回転ギアBOX
>上下動ロッドアーム機構
アームの機構:
低速高トルクロッドタイプ

動力:
タミヤ380スポーツチューンモーター×3

動作電圧:
14.4V

減速比:
768:1

アンプ:
OPTION No.1クローラー専用ESC×1


▼上下動ロッドギアBOX
▼上下動ロッドギアBOX
■脚とか

>脚の構成
マブチ製RS-380PHにE-Skyラジコンヘリ用ピニオンギア9T(EK1-0352)を圧入し、
KHK製焼結ギアLS0.5-50で減速。
Dカットした出力軸に10Tのジュラルミン製ピニオンギア(自作)を圧入固定し、
ジュラコン製自作ギアで減速している。
最終的なギア比は50:1。
シングルモーターだが十分なトルクを発揮する。



▼脚減速機構
▼多段ギア
>サスペンション
かわロボは不整地を走行するのでサスペンション機構が有効になる。
常に全ての脚がリングに接地するよう柔らかめのセッティングが好ましい。
板ポリカ以上のコストパフォーマンスと入手製を考慮し考案されたのが
輪ゴムサスペンション

輪ゴムの太さ長さ巻き回数を調整することでサスペンションの堅さをかなり自由にできる
切れたらダイソーに行けばいくらでも手に入る入手製も心強い


▼輪ゴムサスペンション
>TADANOヘッケン機構ver4
何年も使用した実績のあるTADANOヘッケン脚を採用。
上下の振動が少なく切り返しが滑らかなので静かに歩ける。
脚の材質には3tのジュラルミンと6tのポリカを組み合わせて使用している。
パーツが細分化されているのでコストパフォーマンスに優れる。
強い衝撃が加わるとポリカ部分が自壊することでクランクへの被害を軽減する
壊れるのはポリカの部分だけなので脚を分解することなくパーツ交換ができ、
メンテナンス性に優れる利点をもつ

足の裏には TADANOシリコン脚を使用し必要以上のグリップ力を確保している。



▼TADANOヘッケン機構ver4
▼TADANOヘッケン機構ver4
■アームとか

横回転(ベクター)とロッドのハイブリッド
高速に回転する横回転で相手に絡みついた後、トルクのあるロッド機構でちょっと持ち上げる。
そしてTADANOシリコン脚のグリップ力を遺憾なく発揮し押し出す。
▼ベクター兼ロッド
>ベクター
出力をスライダークランクにて回転運動に戻しアームを無限回転させる横回転機構
とにかく絡まればいい
を念頭に引っかかりそうな物を多数装備することができる。
右ベクターは回転ブレードじみた形状に爪を取り付けたような形状で正面への当たり判定を実現。
トルクを捨てた高速回転でとにかく絡まるまでがお仕事です。を念頭に設計されている。
左ベクターは組みあせ自由な鎌状のブレードを連結し対戦相手に合わせたセッティングに調節できる。
ちなみに対戦相手に合わせたセッティングは製作者にもわかっていない。
▼横回転ギアBOX
▼ベクターのオプション
▼ベクターのオプション
>上下動ロッドアーム

トルクのあるロッド機構。
自作多段ギアを組み合わせたギアBOXは768:1の高トルクを発生する。
ギアは軸受けに無給油ブッシュを圧入してありロスの少ない構造になっている

一見すると普通のスライダーリンク機構だが歯車を使いサイクロイド曲線を描いているため
130度ほどの可動域を確保しており、無限往復運動ながら転倒復帰も行うことが可能。



▼ロッドアームのギアBOX
▼スライダーリンクをサイクロイド軌跡に変換
▼転倒復帰も可能な可動域

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