劇毒裂片妖
■φ(..)メモメモ

>名称
TADANOシリコン脚



▼TADANOシリコン脚
>特徴
メリット
・簡単に作れて安価に量産できる。
・信頼性もあり少々ハードな使い方をしてもグリップ力を失わず壊れることもない。
・シリコンの種類を変更することである程度の硬さ、グリップ力の調整が可能。


デメリット
・金型の作成にCNCフライスが必要。
・複雑な形状には整形できない。
・オナホの代用にはならない。



▼高強度ver
▼やわらかver
>用意するもの
金型上下:
脚の骨格を挟み込んでインサート成形?するので上下から挟み込むような形状の金型を2枚用意します。
脚の骨格が左右対称なら同じものを2個作成すればサンドイッチできます。


脚の骨格:
脚の骨格です
コレをシリコンでコーティング?して脚先を成形します。
脚の数だけ必要です。
穴が沢山開けてあるのはシリコンの保持力を高くするためです。


石鹸水:
シリコンを金型に塗りこむ時に使用します。
色々試した結果、石鹸水を指につけながら整形すると最も簡単で綺麗に出来ました。
食器洗い用洗剤を10〜15倍くらいに希釈しています。(抗菌ジョイおすすめ)


高強度シリコーン・シーラント:

主役。
どんなにハードに扱っても脚が減らない魔法のシリコン。
防カビ剤配合でカビ菌にかもされることもない。
透明とかもあるらしいけどよく知らない。
プライマーが必要とか書いてあるけど離型剤を使用しても剥がせないくらいに張り付くので必要ない。
成形時にアクリル塗料を少量混ぜるとお好きな色にすることができたりする。


テキトウな紙:
シリコンを適量出す。


竹串とか:
シリコンを大雑把に塗りこむ。


洗濯バサミ:
乾燥させる時に使用



▼用意するもの
>作り方
紙に適量のシリコンを絞り出します。

高価なものでもないし、多めに出しておきます。

写真の量で2013年度の裂片妖の脚1つ分くらいです。



▼シリコンをニュルっと

脚の骨格を金型でサンドイッチします。

上下の金型をネジで固定して、金型に隙間ができないように注意します。


シリコンを竹串でテキトウに塗りこみます。

この時気泡ができると成形不良になるのですが、後でシリコンで穴埋めしてあげれば問題無いです。

裏側にもシリコンを塗りこみます。

ある程度塗り終わったら、石鹸水を指に付けて表面を滑らかにしながら中の空気を抜きます。

シリコンが余ったら竹串で小削ぎ取ります。




▼ぬりぬり
▼表面を滑らかにします。
>乾燥
洗濯バサミで自立させて乾燥します。

夏場で2日くらい、冬場で3日も装置すれば乾燥しています。



▼乾燥
>型抜き
2日ほど放置しておくとシリコンの表面がべたつかなくなり適度な弾力になります。

両面からデザインカッターで金型の縁を切り抜きます。

この作業を簡単にするためにシリコン脚はシンプルな形になっています。

金型から抜けなくなるのでゴーヤとか無理です。

金型から抜き取った脚で気泡の入ったりリタ部分は別途シリコンで補修します。

そのまま使うとその部分から破損してしまうからです。

仕上げの補修が終わったら完成です。お疲れ様でした。


金型は複数作ってまとめて作ったほうが効率がいいです。

シリコンはアクリル塗料を混ぜると着色できるので好きな色の脚を作れそうです。
(思っているだけなので誰か人柱になってください。)





蛇足:
シリコンはジュラコンとかアルミの接着税に使えます。
樹脂製の多段ギアを作るときにシリコンを使って複雑な多段ギアを作ることができます。
豆な



▼乾燥完了
▼切り抜き
▼切り抜き2
▼抜けました
▼完成

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