CNC用ブラシ
■開発経緯とか効果とか将来の夢とか

HAKUを動かしているとどうしても切削カスが大量発生します。
樹脂のカスだと溶けてエンドミルの切れ味を悪くしてしまったり
アルミのカスだと加工対象が厚い板の時、切削ラインに溜まってしまい
エンドミル破損や加工パスの乱れにつながってしまいます。
解決方法はカスを掃除機で吸い込んだり、エアブローで吹き飛ばす
等ですが、どちらも大げさな設備が必要になってしまいます。

そこで思いついたのが高速回転するスピンドルに羽根を取り付けて
切削カスを吹き飛ばす
という物でしたが、予想したほどの効果は得られませんでした。
次の手段として考えたのがブラシを取り付けて掃き飛ばす方法でした。
この方法は十分な成果を発揮しました。

まず高速回転するブラシの毛が発生する風がカスを吹き飛ばします。
この時回転の中心から空気を吸引しているようでカスを吸い上げる効果があるようです。
このため切削ラインにカスは残りません。
次にブラシが直接ふれてカスを吹き飛ばします。
これでほぼ全てのカスを吹き飛ばすことができます。

※ただし周囲に飛散するカスでエロイことになるデメリットが発生します。


▼こんなん
用意する物

>刷毛
何の毛だか知らないけれど天然素材の地球に優しい刷毛
化学繊維だと摩擦熱で溶けてしまうかもしれないので天然素材にこだわる
絵筆でも代用可能
髪の毛は気持ち悪いので不可

※ブロンド幼女のなら可











>ベース
毛を植毛するためのベース
ABS製
内径はスピンドルの頭くらい
外径は細い方がいい
植毛するための穴(1.5mm)を可能な限り並べてある。

横の穴でイモネジを使ってスピンドルに固定する
上の穴はスピンドルにエンドミルを固定する時のイモネジを操作する穴


▼毛ブラシ
▼ベース
作り方

・ブラシにマスキングテープをきつく巻く

・マスキングテープの部分をカッターで切り離す。

・頭を瞬間接着剤で固める。

・1.5mmの穴に植毛できるサイズに分割する。

・根気よく瞬間接着剤を使って植毛する。

・自分の頭皮をはげます。

・できあがり

▼刷毛をマスキングテープで固定する
▼ばらけないように切り離し接着
▼分割する
▼植毛する
▼ゴンさんの完成

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